- 作成ツール摂食嚥下あるある事例集
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ケアコムでは、病院様のご要望をお聞きしながら、現場で役立つツール制作も行っております。さいたま赤十字病院様との取り組みにおいては、職員様用の教育ツールとして、摂食嚥下インシデント・アクシデントの防止・低減に向けた事例集を作成しました。院内の職員様に配布し、口腔ケアや食事介助の方法を見直すきっかけとして活用いただくほか、
入院患者さんやそのご家族にも見ていただくことで、入院時のリスクの説明にも役立てていただいています。
ダウンロードいただき、皆様の施設でもぜひご利用ください。
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摂食嚥下あるある事例集
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さいたま赤十字病院様は、窒息や心肺停止状態で救急搬送されてくる患者さんが増えてきている状況です。そのため、院内でも窒息や心肺停止が起こり得るリスクを懸念されていました。また、院内で発生した場合は事故として扱われ、裁判になる可能性も考えられるため、病院の信頼を維持するという意味でも事故の発生を防止したいという意識が高まっていました。そこで、誤嚥などによる窒息や心肺停止事故のリスクを理解し、十分な対応ができる教育ツールが欲しいとの要望をいただきました。

現在は、全職員様に事例集を配布していただき、食事形態や患者さんの食事中の癖が摂食嚥下の危険性に影響することを周知して、個別性のあるケアの実現を目標に取り組んでいらっしゃいます。その他、入院患者さんやご家族に摂食嚥下のリスクについて説明する際にも活用いただいています。さらに、当社営業部から全国の医療機関にも配布したところ、看護職員研修などでも活用いただいており、正しい摂食や嚥下を指導するためにお役立ていただいているようです。退院指導や、在宅での食事への注意喚起など、続版の発刊希望の声も多くいただいていますので、これからもわかりやすい「あるある事例集」をモットーに制作していきたいと思います。





