Support更新時期とメンテナンスについて
更新時期とメンテナンスについて (インターホン工業会資料より)
主要インターホン設備(システム)の更新期間
インターホン工業会で、主要インターホン設備(システム)について、調査研究等に基づいて考察し、設備後の更新を必要とするおおよその期間をご案内しております。
期間設定上の条件
1)適切な保守の実施により消耗部品等の点検・交換が実施されていることとします。
2)設置環境において、風雨、塩分、腐食ガス等の影響を受ける場所、その他著しく環境の厳しい場所に設置される場合、左記の更新期間は短くなる場合があります。また、インターホン設備(システム)に付随するパソコン、プリンター等は本更新期間の適用外ですので、適宜更新をお願いいたします。
※主要設備(システム)の記載年数は、設置後の更新を必要とするおおよその期間であり、品質保証・修復対応等の期間ではありません
インターホン設備のメンテナンス
病院用・高齢者施設用インターホン
集合住宅用インターホン
※集合住宅インターホンの中には、消防法で定められた消防用設備等の点検(感知器機能などの点検)が義務づけられている機器があります。インターホンの点検は消防法で定められた点検ではありませんが、同様に点検することをおすすめします。
インターホン設備(システム)の劣化診断のおすすめ
一般社団法人インターホン工業会では、インターホン設備(システム)を安心してお使いいただくため、専門知識を有する「インターホン設備(システム)劣化診断資格者」による「劣化診断」を推奨しています。「劣化診断」は、通常の定期点検などでは確認困難な環境・経年による劣化の度合いを診断するために策定された基準にそって、専門的かつ客観的にチェックするもの。診断によって判明した劣化度をご利用者に報告し、今後の維持管理等についてのアドバイスも行います。それによりご利用者には、突然のシステムダウン、補修部品供給不能によるシステムメンテナンス不能などが回避でき、適切な設備更新の計画立案が容易になるというメリットが生まれます。
インターホン工業会 〒141-0032 東京都品川区大崎3-1-5 ルミネ五反田第2 2階205号 Tel.03-3492-0719 Fax.03-3492-1680〈インターホン工業会資料より〉
出典:インターホン工業会「インターホンの保守点検・保守契約のおすすめ」「インターホン設備(システム)劣化診断のおすすめ」
有寿命部品推奨更新年数の目安〈インターホン工業会資料より〉
- 表は、各部品・ユニットのグレード、使用条件、システム構成状況、等によって変動するため、凡その交換時期を示すもので、この期間の動作を保証するものでは有りません。インターホンメーカが特に指定している場合は、それが優先します。
- 表のCRT、LCD等はパソコン等の連続使用するものを指し、テレビドアホンに内蔵しているものは対象ではありません。
- 有寿命部品以外の部品・ユニットも経年劣化は発生し、故障する場合があります。
- CRTディスプレイ、LCDディスプレイの寿命とは、明るさが1/2以下になったことをいいます。
- 冷却ファンの寿命とは、回転数が30%以上低下したことをいいます。
出典:インターホン工業会「有寿命部品定期交換のお願い」