業務効率化

ネームプレートの手書き業務からの解放と、スタッフ動線の省略化による業務の効率化が目的でした。

納入前

JR環状線大正駅から徒歩約7分、地下鉄長堀鶴見緑地線大阪ドーム前千代崎駅から徒歩約5分。京セラドーム大阪近くに位置し、大阪市内で65年以上にわたって地域医療を担っている。

患者さんの入退院や転科、転棟、ベッド移動の度に発生するネームプレートの作成に、スタッフさんは多くの時間を費やしていらっしゃいました。患者名の転記ミスなども起きおり、安全面における課題もありました。そこで、業務の効率化につながり、患者さんをお待たせしない看護の実現を目指すために、ベッドサイドのネームプレートをデジタル化したベッドサイド表示システムの試験運用をスタート。効果を検証したのち、全病床に導入されました。

納入後

これまでネームプレートの作成に費やしていた時間がなくなり、ほかの業務に専念できるようになったと、スタッフの皆様に好評です。新たに創出された時間を、ベッドサイドケアの充実につなげたいとお考えです。また、時間内に勤務が終わるようにも改善され、帰宅後の時間の活用も看護師一人ひとりの今後の課題だといいます。今後のシステムの活用にあたっては、検査項目も表示してほしいとのご要望もいただいています。

お客様の声

田中 ベッド移動の際に発生するのが、ベッドサイドや病室入口などに貼るネームプレートの作成です。以前は、紙製のネームプレートにラベルプリンターを使って患者名を印刷し、医師や看護師の名前は手書きしていたのですが、1プレートの作成につき5分は要していたと思います。患者名の転記ミスも、手作業ゆえに起きてしまうという現状でした。
看護業務の効率化と安全管理を目的に、ベッドサイドのネームプレートをデジタル化したベッドサイド表示システム(CARE VIEW M)を全病床に導入しました。このシステムでは、電子カルテと連動したナースコールシステムNICSS‐R7がもつ各種情報が、入退院や転科、転棟、ベッド移動に合わせてタイムリーに自動更新されます。患者名はもちろん、担当医師や看護師の名前、入退院の日付などさまざまな情報が表示されるためとても便利です。手書きで作成する必要はもちろんなくなり、ベッド移動の度にネームプレートを病室までわざわざ持って行く必要もありません。

大崎 「たかがネームプレート」かもしれませんが、看護師にとっては「されどネームプレート」なのです。看護の業務は非常に煩雑で、日々小さくても膨大な作業に追われています。ネームプレートの作成は細かな作業かもしれませんが、そのようなちょっとしたことを少しずつ省略していき、本来の看護に専念できる環境をつくることが私たち管理者の役割だと考えます。ベッドサイド表示器は、その実現を後押ししてくれることを実感しています

田中 今後の活用にあたっては、表示される情報の中に、検査項目やスケジュールを追加したいと考えています。その機能が実現すれば、スタッフはベッドサイドで「今日の検査はこれですよ」と患者さんと一緒に確認することができます。患者さんにとって、ご自分の情報は最も気になることですから、患者さんと目線を同じくして情報共有ができるようになるのが理想です。

※以上、ナーシングプラザ34号より抜粋

お話しいただいた方
看護部長 大崎 和子さん/看護師長 田中 純子さん/(2015年)