療養環境改善

全室個室のケアを実現するために、安全面に考慮した機器と連動するナースコールシステムをお探しでした。

納入前

近鉄名古屋線白子駅よりバスで約5分。日当たりの良い共同スペースは、広々として明るい雰囲気があふれる。敷地内には菜園があり、現在は大根や白菜などを育てている。とれた野菜で利用者様と一緒におでん大会をしようと計画中。

鈴鹿医療大学の隣接地に2015年10月に開設されました。教育と福祉を連携させ、地域に開かれた施設づくりを目指していらっしゃいます。一人ひとりのご利用者と深くかかわる個別ケアに力を入れ、全室個室・トイレ完備の居室でのケアを実施されています。死角が多くなりがちな個室ケアだからこそ、特に安全面への配慮が求められると感じていらっしゃいました。目の届きにくい場所の方にも対応しやすいシステムをお探しでした。

納入後

施設の開設にあたり、導入するナースコールを比較検討される中で、離床センサー内蔵ベッドとの連動に魅力を感じ、ケアコム製品を選んでいただきました。ナースコールは、離床センサーや一般呼出などの呼出内容によって異なるメロディや表示色を設定できるため、緊急度を即判断し、適切な対応を取ることができます。また、ご入居者の生活リズムを把握するために、呼出履歴のデータを活用されています。

お客様の声

西川 鈴鹿医療科学大学が立ち上げた社会福祉法人サムス会により開設された当施設の理念は、「利用者、家族、職員みんなの笑顔があふれる施設を目指します。」です。大学と隣接した特別養護老人ホームは全国的にも珍しく、その特徴を活かして、学生ボランティアや実習の受け入れを積極的に行うなど、教育と福祉が連携した質の高いサービスを提供したいと考えています。
中村 ナースコールシステム(CICSS-R5)は、事務室にデスクトップ形の親機を、各ユニットのキッチンがある共同生活スペースには液晶表示式親機を設置しています。施設の開設にあたり、事前にどのようなナースコールを採用するのか聞いた際、「ぜひ、ケアコムさんのシステムにしたい!」と思いました。その最大の理由は、離床センサー内蔵ベッドとの連動にありました。
実際に運用して感じるのは、利用者様からの一般呼出、センサー呼出、スタッフ同士の緊急呼出の3つの呼出が区別されることで、より的確な対応ができ、緊急度の判断に大いに役立つということです。ナースコールの親機やPHSには、どの居室からの呼出なのかが表示され、また離床センサーは、「起き上がり」「端座位・離床予報」「離床」「見守り」の4種類のうち、セットしてある設定が文字で画面に出ます。呼出の音色も、一般、センサー、緊急それぞれで異なるメロディを設定できるため、緊急性を目と音でキャッチすることができます。
現在は、目と音での判断以外に色でも緊急度を判断できるので、さらに動きやすいんですよ。それぞれの居室の入口にある廊下灯も、ナースコールと連動しているため、呼出があると色分けされて点灯します。センサーの場合は緑、緊急は赤、利用者様からの一般呼出はオレンジに光ります。センサーを設置している方が動き出すと危ないので、緑に点灯したらすぐに駆け付けることができるので安全性が高まります。オレンジの場合は緊急度が低いため、焦ることなくPHSで応答し、「どうしました?」と呼びかけることができるので大変便利です。
ナースコールシステムの導入前に、センサー呼出や一般呼出などの履歴データを残せることをお聞きしたことも魅力に感じました。データを見ると、利用者様の行動パターンを把握できる上に、読み取ったパターンから危険を回避できるのではないかと考えたからです。実際に運用が始まってからは、1日の生活リズムを個別にアセスメントするための「24時間シート」を作成するときに履歴データを参照することがあります。
小野 特に排泄については、何時にどのくらいの頻度で行っているのかわかるので、パターンをつかむのに役立っています。
中村 親機には、そういった排泄パターン以外にもさまざまな利用者情報を集約できます。パソコン入力は、前職場のように手書きで時間をかけることなく、記録作業がはかどります。

※以上、ナーシングプラザ35号より抜粋

お話しいただいた方
施設長 西川 潤子さん/リーダー 中村 真由子さん/リーダー 小野 大介さん/(2015年)

納入先情報


施設名社会福祉法人 特別養護老人ホーム 桜の森白子ホーム
住所
  • 513-0816   三重県鈴鹿市南玉垣町7300-2
ホームページ http://www.shiroko-home.com/