Cases納入事例

納入事例

社会福祉法人 周防学園 介護老人保健施設 ほうらい山荘 様

  • 安全管理

安全で安心な環境づくりを実現できる、新しいナースコールシステムをお探しでした。

納入前

JR日豊本線豊前松江駅より車で約10分。入所サービスのほか、短期入所サービス、通所リハビリテーション、訪問介護などの幅広いサービスを提供する、地域に根付いた介護老人保健施設。自然光がたっぷりと入る、回廊型の施設設計が特徴。
旧型のナースコールシステムを利用し、センサーは手作り感覚のものを使用していたほうらい山荘。ナースコールの誤作動や、ナースコールの脱落によりセンサーが反応しないなど、安全面に課題がありました。そのため、ご利用者のもとへ急いで駆けつけても間に合わなかったこともありました。

納入後

CICSS-R3、ケア履歴管理ソフトを導入いただきました。脱落警報の機能により、頻回に行っていた脱落の巡回確認の必要がなくなり職員の負担が軽減。マットセンサーのデモ機をお貸出ししたところ、「着実な対応につながっている」と安全面の強化にもつなげていらっしゃいます。

お客様の声

後藤 旧型のナースコールシステムからCICSS-R3に変えたのは、2015年8月頃のことでした。変えてみてびっくりしたのが、ナースコールの脱落警報が鳴るようになったこと。どのベッドのコードが切れているのか瞬時にわかるようになり、とても助かりました。
夏井 「ナースコールを押しているのに職員が来てくれない」ということや、「センサーが反応しない」ということが、ときどき見受けられました。こうした事態が転倒・転落事故につながることもあり、本当に困っていました。脱落警報の機能も備わっているので、毎日行っていた脱落の巡回確認も、行わなくて済むようになりました。
後藤 ケアコムさんにお借りしているマットセンサーのデモ機も、とても便利ですよね。夏井 そうですね。実はケアコムさんのマットセンサーを利用するまで、ナースコールの子機をベッドマットの下に置くなど、手作り感覚でセンサーを設置していたものもあったんですが、どうしても誤作動が多くなってしまうのです。また、センサーが鳴ったことに気づいてご利用者のもとへ駆けつけたときには間に合わなかった、ということもありました。使い始めてすぐ、誤作動による頻回対応がなくなり、職員の負担がぐんと軽くなりました。また、呼出音により、起き上がりなのか立ち上がりなのかが判断でき、そのうえで、個別にしっかりと対応できるようになった点もうれしい変化ですね。
ケア履歴管理ソフトの最も便利だと感じているのが、事故が起こったときの検証に使えるところです。転倒・転落などが起こったとき、呼出の履歴を振り返りながら、「ナースコールがきちんと鳴っていたか」「コールに対して適切に対応できていたか」などを振り返ることができるようになりました。
それから、忙しさが可視化されたこともありがたいなと思いました。今までは「夜間のケアが大変だった」ということしかわからなかったのですが、このソフトによって、具体的に何回のコールがあったのかが見えるようになったのです。「大変だった」の度合いがデータとして見えるようになったことで、ケアマネージャーさんにも状況が伝わって、普段のケアプランを見直していきましょうという話になりました。やっぱりデータというのは、説得力がありますね。情報共有や関係者の意識改革に、ケア履歴管理ソフトが大活躍しているなど、とても心強く思っています。
※以上、ナーシングプラザ36号より抜粋
お話しいただいた方
業務総括 後藤 真司さん/介護課課長 夏井 雄二さん/(2016年)

納入先情報
施設名 社会福祉法人 周防学園 介護老人保健施設 ほうらい山荘
住所

828-0011福岡県豊前市大字四郎丸1690-3

ホームページ http://houraisansou.com/