業務効率化

建物が広いためスタッフ動線が長くなり、対応スピードや事故防止に課題がありました。

納入前

JR予讃線詫間駅より車で約5分。瀬戸内海を一望する緑豊かな高台に位置した開放感ある施設。ご利用者に合わせた楽しいレクチャーが行われる、認知症対応グループケアに力を入れている。天井の高い食堂には自然光が差し込み、施設全体が明るい雰囲気に包まれている。

特別養護老人ホームとケアハウスを併設しているたくま荘。平屋で広い構造をもつ建物が特徴的で、明るく開放的な雰囲気。しかし、ケアを行ううえではスタッフの移動距離が長くなってしまうため、迅速な対応や転倒・転落の事故防止などに多くの課題がありました。また、呼出先の把握がしづらい旧式のナースコールを利用していた点にも問題を抱えていらっしゃいました。

納入後

離床センサー内蔵ベッドと連動する点を評価いただき、CICSS-R3を採用いただきました。PHS連動のためすぐに呼出先が把握できるようになり、また、一般呼出とセンサー呼出を区別してナースコールが鳴るため、緊急度の迅速な判断にもつながります。より的確な対応が可能となり、事故の減少にもつなげていらっしゃいます。

お客様の声

波戸 数年前から特に力を入れて取り組んでいるのが、認知症対応のグループケアです。当施設のご利用者の中にも認知症の方々が年々増えていますからね。以前は看護職員が技能訓練指導を行っていたのですが、さらに注力していこう!ということで、今年の2月に理学療法士である私が着任しました。
真鍋 事故を減らすためには、ADLを維持する方法を考えていかないといけません。そのためには、理学療法士によるより専門的な指導が必要だと考え、今のような体制を整えました。
以前のナースコールは、ご利用者からの呼出に応答できるナースコール親機が、特別養護老人ホームとケアハウス、その中間地点の3ヵ所にありました。親機の場所まで行って初めて、どの居室からの呼出なのかがわかるのです。広い平屋建ての施設ですから、寮母室から居室へ、居室から居室へといった職員の移動距離が長く、とても大変でした。特に夜間帯は、ケアハウスのご利用者からの呼出も特養側へ集約して知らせる設定にしているため、特養に職員がいた場合は、やや距離のあるケアハウスまで走って行く必要がありました。
 転倒・転落の対応にも課題を抱えていました。夜間の人数が少ないときは、建物の端から端へ職員が移動している間にご利用者が転倒していた、ということもありました。
新しいナースコールに変わって、建物の広さによるデメリットが改善されたと思います。例えば、寮母室に置かれたケア履歴管理パソコンの画面には、コールしたご利用者の名前が表示されるため、パッと見ただけで把握でき大変便利です。夜間のケアハウスからの呼出に対しても、誰からの呼出なのかがすぐにわかるため、以前の「行ってみないと誰からの呼出なのかわからなかった」状況と比べると素早く、無駄なく対応ができるようになったと感じています。また、PHSの画面にも部屋番号が表示されるため、どの方からの呼出なのかを特定でき、対応がスピーディーになりました。
真鍋 離床センサー内蔵ベッドは全部で55台導入し、認知症の有無や自立度から判断して利用しています。新しいナースコールシステムになってからは、ナースコールなのかセンサーの呼出なのかを区別できるようになりました。緊急性を判断できるため、より的確な対応がしやすくなったことは、とてもよかったと感じています。

※以上、ナーシングプラザ36号より抜粋

お話しいただいた方
介護支援専門員 影 隼人さん/生活相談員 真鍋 裕子さん/機能訓練指導員 波戸 孝志さん/ケアハウスたくま 生活相談員 藤井 寿美子さん/(2016年)

納入先情報


施設名社会福祉法人 詫間福祉会 特別養護老人ホーム たくま荘
住所
  • 769-1101   香川県三豊市詫間町詫間7732-60
ホームページ http://takumaso.com/