業務効率化

新病院開設にともないシステムを一新し、全室個室化による転倒・転落の増加を防ぎたいとお考えでした。

納入前

JR札幌駅より中央バスで約50分、地下鉄東豊線福住駅より徒歩で約20分。中規模病院でありながら高度な医療機器を持ち、消化器や血液のがんの治療に力を注ぐ一方、患者さんの健康を支える地域の中核病院としても愛されている。療養環境の向上のために「全室個室化」を実現し、患者さん一人ひとりのこころに寄り添ったきめ細やかな看護を提供している。

旧病院では、インシデントレポートで上位を占める、転倒・転落の防止が大きな課題となっていました。新病院は全室個室のため、看護師の目が行き届かない所も出てくることが予測でき、転倒・転落の発生件数の増加を懸念されていました。マットセンサーや離床検知装置からの呼出では対応が遅れがちになることも多いことから、事故を防ぐためにも、より素早い対応をサポートするシステムをお求めでした。

納入後

旧病院時代からケアコムをご信頼いただき、新病院でもNICSS-R8に一新されました。NICSS-R8は離床センサーと連動し、センサー呼出と一般呼出を区別します。そのため、瞬時に判断して対応することができ、病室に駆けつける時間も速くなり、その結果、転倒・転落の減少を実現されています。また、呼出履歴のデータを元に現場の忙しさを見える化し、看護助手の増員などの対応を行い業務の改善につなげていらっしゃいます。

お客様の声

豊田 旧病院でもケアコムのナースコールを利用していたことから、NICSS‐R8の導入に至りました。ケアコム製品は使い慣れたシステムであること、これまでケアコムさんと良い関係を維持してきたことも導入理由の一つです。また、NICSS‐R8は、電子カルテやオーダリングシステムなどの他システムとの連動性が高いことも決め手となりました。システムの今後の拡張性にも期待しています。

高佐 新病院になり一番心配していたことが、転倒・転落の発生でした。以前から、転倒・転落は当院のインシデントレポートで上位を占めており、患者さんの安全確保のためにも対策が必要でした。ところが、新病院は全室個室のため、看護師の動線が以前と比べて1.5倍程度に長くなりました。看護師の目がどうしても行き届かない所も出てくることが予想され、きっと件数が増えるだろうと思っていました。
しかしその予想に反し、現状の件数はやや減少傾向にあります。その最たる理由の一つに、新しく導入した離床センサー内蔵ベッドとNICSS-R8が連動していることがあげられます。以前はマットセンサーや離床検知装置「転倒むし」(ニプロ㈱製)を利用していましたが、これらセンサーの場合、呼出が鳴ってから訪室したのでは既に患者さんが転んでいるケースが多々あります。一方、離床センサー内蔵ベッドでは、「起き上がり」や「見守り」など、患者さんの状態に合わせて呼出が鳴るようにセンサーを設定できます。NICSS-R8と連動することにより、一般呼出とセンサー呼出が区別されて親機やPHSに表示されるため、看護師も素早く反応でき、病室に駆けつけるスピードも速くなっていると感じます。

横山 NICSS‐R8と医事システムとの連動性がまだ低い点は、今後の改善に期待を寄せています。

※以上、ナーシングプラザ33号より抜粋

お話しいただいた方
看護部長・理事 高佐 洋子さん/庶務課課長 豊田 昌弘さん/医事課課長代理 横山 拓希さん/(2015年)

納入先情報


施設名社会医療法人 札幌清田病院
住所
  • 004-0831   北海道札幌市清田区真栄1条1-1-1
ホームページ http://kiyota-hp.or.jp/