療養環境改善

院内のどこにいてもナースコールに応答できることをはじめ、患者さんの安全と安心を図り、個人情報の保護を課題としていました。

納入前

大阪モノレール線の阪大病院前駅で下車。緒方洪庵の適塾を源流に、明治2(1869)年、文部省直轄大坂病院として設置され、一世紀を超える長い歴史がある。診療専門別センターに加え、昨年4月にオンコロジーセンターを設置。がん患者の診療機能も充実させた。

ナースコールが鳴ったらその都度詰所に戻って対応しなければならず、処置で手が離せないときなど、ナースコールが鳴りっぱなしになり患者さんをお待たせしていた事態の解消、病室入り口の患者氏名表示を、患者情報保護の観点から非表示にしたいことなどが大きな課題となっていました。

納入後

インテリジェントナースコール、および個別情報廊下灯をお勧めして導入していただきました。この結果、院内のどこでもPHSでナースコールに応答でき、患者さんの安全と安心が高まりました。また、病室入り口の氏名表示は通常時はイラストを表示するなど、個人情報保護を考えた表示ができるようになりました。

お客様の声

 呼出履歴を見ることによって、排泄パターンなどの予測ができます。夜間の排泄物などの処理を先読みし、ケアにあたることができます。また、私のいる病棟は化学療法がメインですので、どうしてもステロイドや睡眠導入剤などの副作用から、夜間せん妄などになられる方がいますが、その時間帯なども履歴で予知できます。「そろそろ動くかもしれない。みんなで注意しよう」と、次の看護に活用ができるのです。
安全面で言いますと、たとえば同姓同名の患者さんの場合は色分けして赤く表示されます。一目で「あ、同じ名前の患者さんがいるから注意しなければ」と思いますので、安全に対してスタッフの強い意識づけになっています。以前は、同姓同名のシールを自分たちで貼ったりしていました。
佐藤 防災の面でもいいですね。緊急ボタンが、夜間に設定したときに、意外と明るくてすぐわかります。防災訓練のデモ機としても使っています。
前田 看護部は定期的に防災訓練をしているのですが、緊急ボタンを押すとそこに担送と護送の表示がパッと出るので、「ここの部屋、私は車椅子を用意する」などとすぐ対応できます。夜間の勤務人数が少ないときを想定した訓練を数年来、部署ごとに行なっていますが、そのときにこの機能を使うとすごく便利ですし、実際にも活用できると思います。
 情報の共有ということで、私が特に感じているのは、ナースコールが鳴ると、たとえば難聴の方の場合、耳のアイコンが出てきます。私はたまにしかコールに対応しないのですが、「あ、この人は話しても聴こえない」とわかり、直接ベッドサイドに行き適切な対応ができます。スタッフはもちろん知っているのですが、画面を見て誰もがその情報を共有できるというのはいいですよね。

※以上、ナーシングプラザ22号より抜粋

お話しいただいた方
看護部長 平山三千代さん/副看護部長 前田正美さん/看護師長 峰孝子さん/看護師長 佐藤美代子さん/(2009年)

納入先情報


施設名国立大学法人 大阪大学医学部附属病院
住所
  • 565-0871   大阪府吹田市山田丘2番15号
ホームページ http://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/