Cases納入事例

納入事例

香川県立中央病院 様

  • 業務効率化

院内情報を一元化し業務の効率化を図るため、電子カルテと連動するシステムをご希望でした。

納入前

JR高松駅からことでんバスで約5~6分。県の基幹病院として高度急性期医療に機能特化し、「最適・最善・最新の医療」を提供しながら、県民とともに歩む県立病院を目指している。
院内情報を一元化し業務の効率化を図るため、電子カルテと連動するシステムをご希望でした。
2014年3月の移転開院を機に、院内情報の管理を一元化。電子カルテの導入とともにナースコールシステムもと刷新し、ネームプレートや帳票類への転記作業の省略化など、業務の改善につなげたいとお考えでした。ケアコムとの複数回にわたる話し合いを経て、NICSS-R8を選んでいただきました。

納入後

各種システムで患者情報を共有し、業務の効率化を実現。同姓同名の注意喚起による誤認の防止や、離床センサー連動による転倒・転落事故の防止など、安全管理にもつながるとお考えです。また、ベッドサイド表示器はひと目で患者情報を確認できるため、患者さんへの円滑な対応に役立つと期待されています。

お客様の声

藤井 ケアコムのナースコールシステムを選んだ背景には、実績のある企業ということもありますが、新しい情報も含めてさまざまな相談に応じてくださったところも大きいです。
三村 ナースコール導入の検討時、ケアコムは頻繁に話し合いにも応じてくださり、安心して協議を進めていくことができ大変助かりました。「どのような使い方ができるのか」、「安全面はどうなのか」といった疑問に対してしっかりお答えいただきました。
鶴見 電子カルテの情報がNICSS-R8に連動し、さらにベッドサイド表示器や個別情報廊下灯、無線IP端末にまで情報が反映されるため、業務の省略化につながっています。ベッドサイド表示器は、転科や転棟に合わせて表示がリアルタイムに自動変更されるのも良いですね。災害時に外部からヘルプで来たスタッフが、担送・護送などの情報を把握するのにも役立つと思います。
中西 電子カルテと連動することで、安全面の強化にも効果を発揮しています。ネームプレートの作成や患者情報の帳票類への転記はすべて手作業で行っていたので、ミスは避けられない状況でした。今は電子カルテにある確かな情報が各システムに反映され、患者誤認防止につながりとても安心です。
鶴見 そのほか、床置きタイプのマットセンサーから離床センサー内蔵ベッドに変更したため、転倒・転落が減少したと感じます。今は離床センサーとナースコールが連動して、一般呼出とセンサー呼出を区別して呼出します。センサーからの呼出とわかると、看護師は急いで病室へ向かいますから、転倒・転落を未然に防ぐことができているのだと思います。
中西 新しいシステムにようやく慣れてきた頃なので、履歴の活用にはまだまだ至っていませんが、看護の質を高めるために役立てることができるのではないかと考えています。例えば、クリニカルパスを適用している患者さんの履歴データを、ある程度まとまった数を集めて分析すれば、同じ病状の患者さんの傾向をつかめるかもしれません。それら分析結果をもとに、先取りのケアや患者さんをお待たせしない対応につなげることも可能ではないでしょうか。
※以上、ナーシングプラザ31号より抜粋
お話しいただいた方
副院長兼看護部長 藤井 加芳子さん/副看護部長 三村 真吏さん/看護師長 鶴見 恵子さん/看護師長 中西 ひとみさん/(2014年)

納入先情報
施設名 香川県立中央病院
住所

760-8557香川県高松市朝日町1-2-1

ホームページ http://www.chp-kagawa.jp/