Cases納入事例

納入事例

東邦大学医療センター大橋病院 様

  • 安全管理
  • 転倒・転落対策
  • 業務効率化

新病院移転を機に、古いナースコールからNICSS-R8に一新。NICSSに連動するトイレ離座検知システムも導入し、患者の安全確保の向上に努めています。

納入前

東急電鉄田園都市線の池尻大橋駅より徒歩3分、京王井の頭線駒場東大前駅より徒歩10分。平成30年6月に新病院として生まれ変わり、高度急性期病院であると共に、地域の医療機関・介護福祉機関・行政機関等との連携の充実・強化を図ることで、地域完結型医療も推進しています。
新病院に移転する前は、古いタイプのナースコールをご利用いただいていました。しかし、電子カルテシステムと連動していなかったため、患者情報などの変更時に生じる事務作業に多くの時間を費やしているという悩みがありました。また、トイレでの転倒防止に対しても課題を感じていらっしゃいました。

納入後

新病院では、ナースコールをNICSS-R8に一新。電子カルテシステムと連動しているため、無駄な作業の削減につながり、業務の短縮化に成功されています。合わせて、トイレでの転倒リスクを軽減するトイレ離座検知システムもご採用いただきました。

お客様の声

井口 親機の画面上に、ナースコールを押した患者さんの情報や、呼出種別ごとに異なる色でポップアップ表示されるのがわかりやすいです。視覚的に確認できる情報が増えたことで、受けもちの患者さん以外であっても、スムーズに対応できるようになったと感じています。
井草 ワンクリックで患者さんの情報を移動できるところもとても便利ですね。NICSS-R8は電子カルテと連動しているので、カルテ上でベッドボードを移動すると、ナースコールにもタイムラグなく反映されるため、確実に業務短縮につながっています。
古賀 大きな液晶画面に患者さんの情報が表示されるので、離れたところにいてもすぐに確認できるのはとてもよいですね。ただ、面会拒否の患者さんのお名前も画面に大きくポップアップ表示されてしまうので、そうした方々のための工夫があるとうれしいです。
安藤 トイレ内の転倒防止というのは当院でも大きな課題でしたので、患者さんの離座を検知して知らせてくれるセンサーと、立ち上がりを支える前方ボードの組み合わせはとても魅力的でした。このとき、新病院の建設はすでに進んでいましたが、ぜひ取り入れてほしいとお願いしたのです。
鷲津 一般呼出とトイレ離座センサーの呼出音が異なるところがよいですね。以前、担当スタッフがトイレから離れてしまったとき、センサーが反応してトイレから呼出があり、近くにいたほかのスタッフが対応してくれたことがありました。トイレからの呼出だと瞬時に判断することができるため、スタッフ同士で協力しながらトイレ介助ができるようになりました。
 前方ボードのつかまりやすさは自立支援にも活かされていると思います。介助が必要だと思っていた患者さんが、トイレに座ることができたり、自力で車いすに戻ったりしたことがありました。
※以上、ナーシングプラザ42号より抜粋
(お話しいただいた方)
副看護部長 安藤 弓子さん/看護師長 古賀 裕子さん、看護師長 井口 麻衣子さん/師長補佐 森 智子さん/師長補佐 井草 ひろみさん/主任 鷲津 あゆみさん/(2019年)

納入先情報
施設名 東邦大学医療センター大橋病院
住所

〒153-8515東京都目黒区大橋2-22-36

ホームページ https://www.ohashi.med.toho-u.ac.jp/