Cases納入事例

納入事例

社会福祉法人東京雄心会 指定介護老人福祉施設 こぐれの里 様

  • 業務効率化
  • ケアの質向上

ケアコム担当者への確かな信頼がシステム導入の大きな決め手に。スマートフォンを活用し、現場のICT化を促進しています。

納入前

西武鉄道西武池袋線の大泉学園前駅から徒歩15分。「利用者主体」という信念の下、特に個別ケアの充実に注力されています。定期的に開催している「事例検討会」では、介護担当者だけではなく、看護師や事務職員、さらには異なるユニットの担当者も参加。多角的な視点でご入居者について話し合う場を積極的に設けています。
PHS利用時には、効率の悪さを感じる点がいくつかあり、特に、外線対応ができず、入電のたびに持ち場を離れなければならないことに不便さを感じていらっしゃいました。利用していた他社製のナースコールの更新が必要になったことを受け、ケアコムのナースコールと共にスマートフォンの導入を決意されました。

納入後

外線対応はもちろん、事故が起きたときやご入居者の様子などをすぐに撮影することができるようになりました。また、CICSS-EX3に更新してからは、センサーとの接続不良やコードの断線などの事故がゼロに。とはいえ、特にスマートフォン導入当初はさまざまなシステムとの連動に四苦八苦する日々が続いたといいます。そうしたトラブル発生時の、ケアコム担当者の対応にご満足いただき、確かな信頼関係を築いていただいております。

お客様の声

深澤 現在は、卓上タイプのナースコールを壁掛けにして利用しています。シンプルな作りで使いやすいですし、何よりナースコール子機のコンセント部分が、中継コネクタのおかげで不具合が起きにくいというところが大きな魅力だと思います。以前使用していたナースコールでは、センサーとの接続部分が壊れたり、コードが断線してしまうことがよくあったのですが、ケアコムさんのシステムにしてからは、そうした事故が全くありません。
中野 スマートフォンに関しては、特に連動時にさまざまな不具合が起こりました。よく覚えているのは、ケアコムさんに一度ナースコールの大元の電源を切って対応していただいたこと。ナースコール用アプリとICT機器のアプリの動作が重なってしまい、スマートフォンが固まってしまったことがあったんです。その際、ケアコムさんがすぐに対応してくださり、ナースコール制御機のスイッチを切って、リセットしていただいたことで、連動がスムーズになったことがありました。
ケアコムさんのサポートには本当に助けられています。年末年始でも「この電話番号にかけていただければ対応いたします」と、ご担当者さんがお話ししてくださり、とても心強かったですね。万が一ナースコールが鳴らなかったらどうしよう、という不安を払拭してくれました。
中川 要望をお伝えするとしたら、スマートフォンでナースコールの音の鳴り分けができたらうれしいですね。うちの施設は同じフロアに三つのユニットがあります。ユニット内の担当者全員が呼出に対応できないときは、隣のユニットが対応するようにしているので、3ユニットすべてのナースコールが通知されるようにあえて設定しています。そのため、ナースコールが鳴るたびに、必ずスマートフォンを確認しています。例えば、ユニットごとで呼出音を分けることができれば、耳だけでどこのユニットの呼出かを判断することができますよね。わざわざスマートフォンを確認する必要がなくなり、そのまま介助を続けることができるので、リスクも減るのではと思います。
中野 ケアコムさんのナースコールを導入したのは、以前使用していた他社のナースコールの更新が必要になったことも理由のひとつですが、実のところ、大きな決め手となったのは、ご担当者さんの存在なんですよね。
深澤 ナースコールは命と直結するものですから、信頼のおけるものでなければならないと考えていました。ケアコムさん以外にも、数社検討していましたが、ケアコムのご担当者さんの説明はとてもわかりやすく、きちんと製品のことを理解されていることが伝わってきました。何度も足を運んでくださり、ご担当者さんの姿勢からもケアコムさんへの信頼と確かな実績を感じたことが、導入の最終的な決め手になりましたね。
宮田 今後は、ナースコールの呼出履歴なども活用したいと考えています。例えば、深夜帯のナースコールの呼出数などを確認することで、夜勤時の状況を把握したり、呼出数の多いご入居者の対応を考える材料にしていきたいですね。新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、また定期的に施設に来ていただき、いろいろと情報提供もしていただけたらうれしいです。
※以上、ナーシングプラザ45号より抜粋
(お話しいただいた方)
生活支援課長 深澤 武保さん/管理課長 中野 佐知子さん/介護課長 宮田 佑一郎さん/介護支援専門員 中川 信さん(2020年12月オンライン取材)

納入先情報
施設名 社会福祉法人東京雄心会 指定介護老人福祉施設 こぐれの里