Cases納入事例

納入事例

社会福祉法人 敬愛 特別養護老人ホーム けいあいの郷 緑園 様

  • 業務効率化
  • ケアの質向上
  • 見守り

「予測型」ケアの強化を目指し、連動システムの利点をフル活用。職員の安心にも大きな変化。

納入前

相模鉄道いずみ野線「緑園都市」駅より徒歩約8分。入居者の自立への支援に取り組むけいあいの郷 緑園様は、個別ケアの充実を図るため、介護ソフトや見守り介護ロボットとの連動が可能なナースコールシステムの導入を決めました。

ナースコールは、入居者がボタンを押して職員を呼ぶだけの古いタイプのもので、他システムと連動もしておらず、離れたところで入居者の状態を見守ることができませんでした。また介護記録は職員が手入力していたため作業負担が大きく、記録の正確性も課題となっていました。

納入後

CICSS-EX3と介護ソフト(株式会社ブルーオーシャンシステム製)の連動により自動で呼出情報が反映されるようになり、記録の手間が軽減。記録の正確性に対する不安も解消されたといいます。

ナースコールは、見守り介護ロボットaams(株式会社バイオシルバー製)とも連動させ、アラートが発生するとナースコールとして親機とPHSに通知されるようになりました。導入後、入居者の異変にスピーディーに対応できるようになり、転倒・転落予防にも役立てていただいています。

お客様の声

佐藤 けいあいの郷 緑園は、2009年5月、全室個室のユニット型特養として開設しました。入居者さんご本人の意欲を奪うことなく、持てる力を存分に発揮していただけるように、一つでも多くの「できた」を引き出すケアに努めています。

冨樫 従来、ナースコールシステムと介護ソフトはまったく別物という感覚でいました。介護記録は、職員が手入力する手間をあまり意識したことはありませんでしたが、CICSS-EX3と介護ソフトの連動で、作業を省略できる点はメリットですし、何より自動反映されることで記録に抜け漏れがなくなり、ケアの客観的なデータとして蓄積できる点も大きな魅力に感じました。

田村 入居者さんからナースコールがあると、記録を残すために、その時間を覚えるようにしていました。正直、覚えきれないこともあり、記録の正確性に課題を感じていました。介護ソフト連動を導入してからは、自動で呼出情報が反映されるようになったので、そうした悩みから解放されました。

冨樫 見守り介護ロボットとの連動で、入居者さんの状態を離れた場所からリアルタイムでモニタリングすることができます。通知アラートのどの項目を設定するのか、鳴らすか鳴らさないかは、入居者さんごとに職員側で選べます。そのときの状態に合わせて個別に設定を行うようにしています。

田村 入居者さんの心拍に異変が生じ、見守り介護ロボットから瞬時にナースコールに通知が入ったことがありました。測定値を見ると「これはすぐに対応しないと危険だ」ということがわかり、かなりスピーディーに行動できました。

小野寺 転倒・転落の予防対策にも役立っています。数分も歩くと転倒の危険性がある入居者さんに対して、見守り介護ロボットで起き上がり通知を設定したところ、体動を検知したときにナースコールが鳴って、職員が素早く駆けつけることができました。端座位の状態で声をかけることができたため、先取りのケアにもつながりました。

田村 ケアの予測を立てて動けるようになったことでも職員の動線の省略が実現しています。特に夜勤においては、職員の体力面に有用だと思っています。入居者さんの安全も守れますし、職員の安心にもつながっていることを実感しています。

※以上、ナーシングプラザ50号より抜粋 

(お話しいただいた方)
施設長 佐藤 秀治さん/介護課長 冨樫 匠さん
介護フロア主任 田村 早月さん/介護ユニットリーダー 小野寺 縁さん

納入先情報
施設名 社会福祉法人 敬愛 特別養護老人ホーム けいあいの郷 緑園
住所

〒245-0003横浜市泉区岡津町2926-1

ホームページ https://keiainosato-ryokuen.jp/