Cases納入事例
納入事例
社会福祉法人 太田福祉記念会 特別養護老人ホーム 玉川ホーム 様
- 業務効率化
- ケアの質向上
“使う人”を主役にしたシステム選定で、現場にフィットする導入を
外観
CICSS親機
ベッドサイド
- 納入前
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ナースコールとPHSが連動しておらず、呼出先は介護員室の親機か廊下の表示板でしか把握ができませんでした。そのため居室等で介助をしていた場合は、わざわざ介護員室や廊下まで確認しにいく必要があり、対応にタイムロスが生じていました。効率的に呼出情報を把握できなかったことで、現場は常にあわただしい雰囲気だったといいます。
- 納入後
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スマートフォン連動を採用いただき、タイムロスなく呼出をキャッチできるようになりました。さらに、ネックスピーカー型のインカムとスマートフォンをBluetoothでつなげたことで、ネックスピーカーを通して音声でも呼出内容を把握できるように。対応スピードアップにつながり、ご利用者からも「すぐに来てくれてありがとう」というお言葉をいただけたそうです。
- お客様の声
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【システム導入の経緯】
全職員アンケートで「職員が本当に望む」機能を把握佐々木 ナースコールをリプレースしたきっかけは、システムの老朽化によるものでした。当施設は中央棟と南棟の二つに分かれており、中央棟では約30年前に発売されたナースコールシステムを使用していました。2023年にメンテナンス会社から「中古部品をなんとか探し出して修理している。この次壊れたらもう対応が難しい」と言われてしまったのです。これは大変だと、急いで新たなシステムの検討を始めました。
滝田 私たちの施設では、現場に新たな考えや企画を取り入れたり、設備を導入したりする際、必ずプロジェクトチームを立ち上げます。そして、職員全員にアンケートで意見を募り、できる限り職員の要望に応えられることを基軸に検討します。集まった職員の意見をもとに、新たなシステムに求める機能等をまとめた「要望書」を作成し、ケアコムさんをはじめとするメーカー数社に連絡しました。
【導入時のケアコムとのコミュニケーション】
メーカーの営業ではなく、相談相手のような存在に滝田 メーカーさんは、自社製品のマイナス面には言及されないことがほとんどだと思います。しかし利用者側は、システムのプラス面とマイナス面、どちらも把握しておきたいものです。その点、担当の國分さんはケアコムさんのサービスで実現できること、できないことをはっきりと教えてくださり、信頼してお任せできました。
また、ケアコムの國分さんは「少しでも高く売ろう」ではなく、「どうしたら費用を抑えながら長くシステムを使うことができるか」という視点で提案をしてくださいました。その姿勢が本当にありがたかったです! 私にとっては、メーカーの方というより気軽に相談できる存在でした。
【導入前後の変化】
スマートフォン連動で対応スピードがアップ! ご利用者からの感謝の言葉も長谷川 以前のシステムでは、呼出先を把握するには介護員室にある親機か、廊下の表示板を確認する必要がありました。そのため、例えば居室等で介助中に別の利用者さんから呼出が入った場合、手を止めて廊下や介護員室まで確認しにいき、それから駆けつけるという流れだったため、対応にタイムロスが生じていました。
現在はスマートフォン(以下スマホ)が導入され、さらにスマホとネックスピーカーがBluetoothでつながっており、呼出種別がネックスピーカーを通して音声でキャッチできます。どこにいてもすぐに呼出先を把握できるため、対応スピードがぐんと速くなったと思います。
國分 新しいシステムでは呼出種別ごとの呼出音の鳴り分けも叶い、一般呼出やセンサー呼出等、どの呼出なのかを感覚的にキャッチできるようになりました。特にセンサー呼出は急いで駆けつけないといけないので、対応の優先順位をつけやすくなり、職員の初動が変わったと思います。何よりもうれしかったのは、早く駆けつけられるようになったことで、利用者さんから「すぐに来てくれてありがとう」という言葉をいただけたこと。システムを変えて本当によかったと実感した瞬間でした。
※一部、ナーシングプラザ54号より抜粋
(お話しいただいた方)
常務理事 佐々木 俊仁さん/法人事務局 主任事務員 滝田 和弘さん/
介護長 長谷川 陽さん/介護グループリーダー 介護福祉士 國分 裕美さん#業務効率化 #ケアの質向上
- 納入先情報
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施設名 社会福祉法人 太田福祉記念会 特別養護老人ホーム 玉川ホーム 住所 〒963-1303福島県郡山市熱海町玉川字阿曽沢11-1
ホームページ http://www.ohta-fukushi.or.jp/service/tokuyou/tamagawa.html#7