Cases納入事例

納入事例

社会福祉連携推進法人 日の出医療福祉グループ 医療法人社団 奉志会 介護老人保健施設 サンライズ 様

  • 業務効率化
  • ケアの質向上

ナースコールと介護ソフト連動等により、在宅復帰支援の充実と労働環境の改善を

納入前

超強化型老健として在宅復帰・在宅療養支援に力を入れるサンライズ様。ご利用者の入れ替わりが激しいため効率的な業務の推進が不可欠ですが、施設内の各種システムが連動しておらず、バラバラな運用に非効率さを感じていました。また、ご利用者の在宅復帰支援のための有用な情報収集を効率的に行いたい、職員様の残業時間の減少に取り組みたいともお考えに。そこで注目したのが「システムの連動」でした。

納入後

システムの一体的な運用環境を整備し、ナースコールシステムとスマートフォン連動、介護ソフト連動、眠りSCAN連動の利用を開始しました。ナースコールに自動で蓄積される呼出情報をご利用者の状況把握に活用することでご家族への情報提供の質も向上。残業時間が年々減少傾向にある等、数々の成果が生まれています。

お客様の声

【介護ソフト(CARE KARTE®(ケアカルテ))連動】
ご利用者への情報提供の質や職員の働き方に影響が起きた

松尾 ご自宅に帰ってから利用される介護サービスについて説明する際に、ナースコールの呼出回数等のデータ情報が役立っています。

大岡 『夜間にこれくらいの回数で呼出が発生している』等と説明しやすくなりました。利用者さまが家に戻られた後、夜間帯にご家族が対応できそうかどうかといった具体的な相談ができるようになりました。

職員の働き方にも大きな影響がありました。ベッドの設置や各システムの設定等にけっこう時間を費やしていましたが、CICSSと介護ソフトが連動してからは、設定の手間が一つ省けて効率的になり助かっています。2023年度の職員全体の月平均残業時間は354時間でしたが、2024年度には265時間に減り、89時間のマイナスになりました。

【見守り支援システム(眠りSCAN®)連動】
ナースコール連動で安全対策を強化できた

松尾 動きが素早い利用者さまの場合、「覚醒」でナースコールの通知設定をしておくことで、起きようとしているタイミングに駆けつけることができます。転倒事故を未然に防げた事例もありました。反対に安全に行動できる方であれば、「端坐位」に設定したり、対応の優先度を下げたりすることもできます。「見守りを徹底しましょう」と言うものの、結局のところどう対応したらよいのか迷うところもありましたが、利用者様別に対策がとれるようになったことの影響は大きいですね。

以前は個人プレーだった部分もあったと思いますが、さまざまなシステムの導入ならびに連動をきっかけに“職員が連携すること”の大事さがより鮮明になりました。『こういうところにケアを提供して在宅へ利用者様をつなぎたいから、このシステムを入れてみてはどうか』等と意見を交わしながらしっかりと話し合えるようにもなってきました。

※一部、ナーシングプラザ54号より抜粋
※CARE KARTEは株式会社ケアコネクトジャパンの登録商標です。
※眠りSCANはパラマウントベッド株式会社の登録商標です。

(お話しいただいた方)
副施設長 大岡 孝史さん
入所部門課長・介護支援専門員・社会福祉士・介護福祉士 松尾 徹さん

#ケアの質向上 #業務効率化

納入先情報
施設名 社会福祉連携推進法人 日の出医療福祉グループ 医療法人社団 奉志会 介護老人保健施設 サンライズ
住所

〒675-1114兵庫県加古郡稲美町国安1237

ホームページ https://hinode.or.jp/establishment/sunrize/