Cases納入事例

納入事例

独立行政法人労働者健康安全機構 香川労災病院 様

  • 業務効率化

電子カルテとの連動により、業務の効率化、安全・安心な医療の提供につなげることが課題でした。

納入前

JR予讃線丸亀駅より徒歩で約20分、タクシーで約5分。1956年に香川県中讃地域の基幹病院として開設。2006年に厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」の、2007年に香川県より「地域医療支援病院」の指定を受け、さらなる病院機能の充実を図っている。
以前のナースコールシステムは型が古く、ナースコール連動のポケットベルを使用していました。電子カルテシステムの整備のため、カルテ情報と連動した新たなシステムを導入する必要性がありました。また、呼出を受けた際の迅速な対応により、患者さんおよび医療従事者の安全を高めることも目的のひとつでした。

納入後

呼出時はPHSに部屋番号やベッド番号、呼出内容が表示されるだけでなく、チーム毎に呼出の振り分けができるため、スピーディーで適切な対応が可能になりました。面会謝絶表示やセンサーマット、プライバシーマークなどのアイコン表示もわかりやすく、より安全な医療の拡充が図られています。

お客様の声

多田 当院は「働く人々や地域の人々に安全で安心のよりよい医療と看護を提供します」を基本理念とし、医療の安全と質の向上、がん治療をはじめとした高度専門医療・救急医療・急性期医療の推進、勤労者医療の中核的役割、地域医療連携による地域医療の充実、患者中心の医療、優秀な人材の育成と確保、良質な医療提供のための健全な経営基盤の維持の七つを、基本方針としています。
 新たなナースコールシステムは、さまざまな情報を集約してひとつの画面上で確認できること、どこにいても呼出を受けられ、迅速な対応が可能になることが、患者さんおよび医療従事者の安全につながると感じました。呼出の際はPHSに部屋番号、ベッド番号が表示されるだけでなく、呼出の内容が把握できるのも決め手の要素でしたね。チーム医療が進んでいますので、看護師だけでなく、医師やほかのスタッフが親機で情報を確認することも多いのです。
山口 チーム毎での呼出の振り分けができ、受け持ちの看護師がスムーズに対応できるのが良いですね。面会謝絶表示やセンサーマット、プライバシーマークなどのアイコン表示がわかりやすいのと、脳外科などに導入した離床センサー内蔵ベッドもナースコールに連動しているので、安全な医療が進んでいます。そのほか、ホワイトボード表示機能で、入退院の予定をベッドメイキングのスタッフとも共有しています。親機を設置しているラックにPHSの充電器なども収納できるので、ステーション内がいつもすっきりしていますね。
 また、ケアコムさんと検討を重ね、東棟にミントグリーンの、西棟にマイルドイエローの個別情報廊下灯を設置しました。香川労災病院のロゴマークのグリーンを基本に、補色の黄色を合わせたのです。院内が華やかで明るい印象になりましたね。機能評価の際にも、カラーの個別情報廊下灯は高評価でした。
お話しいただいた方
院長 多田 慎也さん/看護部長 桟 裕子さん/看護師長 山口 美里さん/(2011年)
※以上、ナーシングプラザ25号より抜粋

納入先情報
施設名 独立行政法人労働者健康安全機構 香川労災病院
住所

763-8502香川県丸亀市城東町3-3-1

ホームページ http://www.kagawah.rofuku.go.jp/