業務効率化

呼出履歴を分析する環境を整え、さらなる業務改善に向けた活用の改善と強化を進められました。

納入前

JR静岡駅より徒歩で約15分。赤十字精神にのっとった志の高い看護師による、患者さんのその人らしさを大切にした看護が提供されている。

2012年12月、新病棟オープンに合わせNICSS-R8と離床センサー内蔵ベッド連動を導入。ケアコムの説明会や操作研修会を経ながら、より充実したシステムの活用法を探っていました。そして2013年6月、さらなる業務改善に向け、「ナースコール履歴簡易集計マクロ」による履歴データの活用を始められました。

納入後

「マクロ」でより詳細な履歴データが得られ、患者さんの細かい生活リズムなども把握できるように。それをもとに患者さんに合わせたケアプランを作成し、適切なケアの実施につながりました。履歴データを活用することで、看護師が自身のケアを改めて俯瞰し、考える良いきっかけになったと実感されています。

お客様の声

武田 NICSS-R8は、応答時間もグラフ化できるため、目に見える目標になっているようです。
牧野 以前は、「忙しくて当たり前」「離床センサーが鳴りがちなのは仕方ない」と自分たちの業務をとらえていました。しかし履歴データの活用は、「ナースコールが多いのはなぜ?」と呼出の数からより良いケアや業務改善について考えるという、今までなかった新しい視点をもたらしてくれました。
武田 患者さんの状態にぴったり合ったケアが施されると「ナースコールをこれだけ減らせる!」と立証されたことで、時間の使い方やケアプランの作成に対して、看護師に考える余地が生まれたと思います。
野田 応答時間の平均は8.2秒です。この数値を基準にデータをチェックし、延びている場合はその要因を考えます。当病棟ではまず、私が履歴データをプリントして、日々の動向を確認しています。何らかの傾向や、問題を感じた場合は昼のカンファレンスでスタッフにも情報を共有し、対応を協議しています。
例えば先日は、呼出が100回に及ぶ患者さんについて話し合いました。離床センサーを「起き上がり」で設定している方でしたが、歩行状態やADLから設定値を検証し、「見守り」に変更しました。すると翌日は60回まで激減し、患者さんも転倒することなく過ごされていました。履歴データによって、検証結果が正しかったことが裏付けられましたし、適切なケアを実施できたことがうれしいですね。
高橋 トイレの押ボタンにもスピーカーが付いていたら便利だと思います。患者さんがボタンを押されても応答できないシステムのため、看護師を待つ間に不安を感じるようです。一方、看護師側も「ただのトイレコールかな」と思いがちになり、例えば、患者さんがトイレ内で気分が悪くなっていることに気付かず、しばらく時間が経ってしまうといったケースもあります。患者さんのお気持ちを考えると改善されるといいですね。
武田 履歴データは、看護師に考えるきっかけを与え、同時に各病棟が目標を持って毎日のケアに取り組むための良いアイテムになっていると感じています。

※以上、ナーシングプラザ30号より抜粋

お話しいただいた方
副院長・看護部長 武田 惠子さん/看護係長 高橋 涼子さん/看護師長 野田 美由紀さん/看護係長 牧野 仁美さん/(2013年)

納入先情報


施設名静岡赤十字病院
住所
  • 420-0853   静岡県静岡市葵区追手町8-2
ホームページ http://www.shizuoka-med.jrc.or.jp/