Cases納入事例
納入事例
公益財団法人 大阪府三島救急医療センター 大阪府三島救命救急センター 様
- 情報共有
- 業務効率化
2016年度から提出が義務付けられた「Hファイル」の届出に、大きな不安を抱えていました。
- 納入前
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公益財団法人 大阪府三島救急医療センター 大阪府三島救命救急センター 様
JR東海道本線高槻駅より徒歩で約7分、阪急京都線高槻市駅より徒歩で約13分。高槻市と島本町を中心とした大阪府北部地域の緊急度・重症度の高い患者の受け入れを担う。すべての診療科に対応しているため、救急患者の初療から回復期までの看護が実践できるジェネラリストナースが育つのも特徴です。
2016年度の診療報酬改定で加わった、新たなデータ提出加算の「Hファイル」の届出に関して、準備をどのように進めていけばよいのか不安を抱えていた同院。対応についてすぐにご相談をいただき、重症度、医療・看護必要度ソフトの「Hファイル作成機能」をご提案しました。
- 納入後
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Hファイル作成機能は、制度改定に合わせてタイムリーに対応を開始。初回報告はスムーズに完了し、その後も問題なく運用を進めています。また、大型モニターを使った情報共有にも力を入れるなど、各システムを介して職種間の密な連携を実現されています。
- お客様の声
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阪本 ケアコムさんには、看護部で看護必要度の入力にエラーが出たときや、ほかのシステムに関してもよく問い合わせをします。ふだんからコミュニケーションがとれているので、Hファイルについてもとことん相談をさせていただきました。そうしていくうちに、だんだんと安心していって……ケアコムさんに教えてもらった通りに対応していけばいいんだって思えました。
河田 ケアコムの看護必要度ソフトには、蓄積した看護必要度評価データをもとに、ボタン一つでHファイルの形式に変換する機能があり、簡単に出力することもできます。制度の改定に合わせて対応できたことは本当によかったですし、初回のデータ提出も問題なく終わったので安心しました。そして現在も大きな問題はありません。
EFファイルとの整合性のチェックは、コードファインダー(DPC業務支援システム)を使えば簡単です。しかも、看護必要度ソフトからは、Hファイルをコードファインダーで自動的に取り込めるようになっているのでとっても楽ですね。操作も簡単で、作業時間もさほどかからないので助かっています。
阪本 医事課のある事務室には、入院中の患者情報を一覧で表示する大型モニターを設置し、職員の情報共有に役立てています。表示される情報は、患者名、入院日、退院予定日、転院情報、保険種別など、看護支援システムに登録された一部の患者情報が自動で表示されるほか、端末上で直接入力している情報もあります。
近重 このモニターが、医局や朝のカンファレンスを行う会議室にあってもいいですよね。医師にも在院日数に敏感になってもらえると思うんです。
河田 転院や退院の引き継ぎ情報は、地域連携室の職員が入力しています。その後、病棟から退院決定の連絡をもらって、医事課で退院日を入力します。みんなで決めたルールに則って、連携しながらケアコムのシステムを活用しています。
三宅 システムを活用しながらも、忘れてはいけないのが「自らの手を使った看護」です。当院には、医療機器や生体監視モニターを数多く使用した重症度の高い患者さんが多いですが、人の痛みや苦しみに手を差し伸べられる看護を、今後も継続して行っていきたいと思います。
※以上、ナーシングプラザ38号より抜粋
(お話しいただいた方)
看護部部長 三宅 千鶴子さん/看護部科長 近重 弘子さん/事務部医事課課長 阪本 京子さん/事務部医事課副主査 河田 晃宏さん/(2017年)
- 納入先情報
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施設名 公益財団法人 大阪府三島救急医療センター 大阪府三島救命救急センター 住所 569-1124大阪府高槻市南芥川町11-1
ホームページ http://www.osaka-mishima.jp/index.html