Cases納入事例

納入事例

社会福祉法人 芙蓉会 総合福祉ホーム芙蓉園 特別養護老人ホーム芙蓉園 様

  • 転倒・転落対策
  • 業務効率化
  • データ活用

システムの老朽化により新システムの導入を検討。CICSS-R5の機能を効果的に活用し、より迅速な対応が可能になりました。

納入前

東急田園都市線南町田駅より徒歩約7分。昭和39年に設立された社会福祉法人芙蓉会様は、基本理念に含まれている言葉、「老人は国の宝」という念をもちながら、50年以上にわたって高齢者事業を中心に発展してきました。
特別養護老人ホーム芙蓉園様は昭和40年に開設し、平成14年に移転増改築を行われました。その際、導入したのがケアコムの壁掛けタイプのナースコール。それから約15年以上もの時が流れ、システムの老朽化が懸念されるようになり、システムのリプレースに至りました。

納入後

CICSS-R5の導入により、ご利用者の名前や呼出種別が親機の画面に大きくポップアップ表示されることで、次の対応の予測につながり、素早く、効率的にご利用者の対応ができるようになりました。また、PHSの増加導入により、スタッフ様同士の連携が取りやすくなり、臨機応変な呼出対応が可能になりました。

お客様の声

尾和瀬 特別養護老人ホーム芙蓉園の特養エリアは、施設の2~4かいの3フロアで、定員は190名。4人部屋と1人部屋がほとんどで、共用トイレが各フロアに6つずつ、1人部屋には個別トイレを設けています。
野島 システムを検討していたとき、各フロアの主任がほかの施設へケアコムさんのシステムを見学しに行きました。CICSS-R5には役に立ちそうな機能が揃っているということで評価が高く、平成30年の導入に至りました。中でも、親機の画面に呼出先のご利用者の名前が大きくポップアップ表示される機能は、当時の主任たちにとても好評でした。
坂野 壁面に掲げている32インチのサブディスプレイでも情報がキャッチしやすくなりました。親機と同じ画面を表示しているので、離れたところで作業していても情報をチェックできたり、サービスステーションの前を通りかかったときに呼出を“パッ”と確認することができます。
野島 PHSの画面に、呼出先のご利用者の氏名が表示される機能も、システム採用理由の一つです。
杉浦 当施設には4人部屋も多いため、部屋番号だけが表示される今までのPHSでは「誰からの呼出だろう?」と少し考えないといけませんでした。呼出している相手がわかると、次の行動を予測することができます。
また、ご利用者の対応中にほかのご利用者から呼出があったとき、そのお部屋まで行かなくてよくなった点は助かります。PHSを使って自分の状況をご利用者に伝えれば待っていただくことができますし、ほかのスタッフに対応をお願いすることもできるのでとても便利です。
坂野 私たちの仕事はPHSがないと成り立ちません。
杉浦 私のフロアでは、主任をはじめ、各スタッフが呼出履歴のデータを活用し始めています。例えば、精神的に不安定になっているご利用者について、かかりつけ医に1日の呼出回数や呼出の理由を情報として提供しています。また、転倒リスクのある方は、夜中の状況を履歴で調べて、転倒予防の対策に役立てたりもしています。
石川 呼出履歴はご利用者の活動量を把握するのにも役立ちますね。もし夜間にコールが多い方の場合、昼夜逆転している可能性があるので、日中の活動において機能訓練の検討材料になると思います。
坂野 さまざまなツールのお蔭で、職員が動きやすくなり、対応が早くなったと思います。次は、その先のケアの質の向上にも注力していきたいですね。
(お話しいただいた方)
園長 尾和瀬 久展さん/副主任 野島 健一さん/副主任 機能訓練指導員 石川 彩美さん/副主任 杉浦 弘幸さん/副主任 坂野 浩二さん/(2018年)

納入先情報
施設名 社会福祉法人 芙蓉会 総合福祉ホーム芙蓉園 特別養護老人ホーム芙蓉園
住所

〒194-0005東京都町田市南町田5-16-1

ホームページ https://fuyouen.jp/