安全管理 情報共有 業務効率化

看護業務進捗管理システムで看護業務の進捗状況がひと目でわかるように! さらにエリア検知呼出システムで患者さんの離棟を素早くキャッチし、安全確保に努めています。

納入前

JR宇都宮線自治医大駅より徒歩で約15分または接続バスで約5分。看護部では、患者さんの問題点に対して看護計画を立て実践していた従来の「問題思考型」から、入院目的と達成ベースを軸にした「アウトカム思考型」へと考え方を転換。変化の激しい時代を敏感に察知して、現代版の看護実践を推進しています。

そうした状況の中、病院内のIT化を進め効率的な看護の提供を目標に。看護業務の進捗を見える化し傾向をつかむことで、応援体制の見直しや業務改善に活かしたいと考えていらっしゃいました。離棟対策にも、ナースコールと連動したシステムを切望されていました。

納入後

看護業務の可視化を目的に、看護部様と協働で「看護業務進捗管理システム(通称JUNIORS)」を新規開発しました。看護業務の具体的な進捗状況をチーム別、看護師別、患者さん別に確認できるため、残務の調整に役立つだけでなく、処置数やナースコールの頻度から病棟の様子がつかめるようになりました。また、ナースコール連動のエリア検知呼出システムの導入により、ナースコール親機・大型サブディスプレイ・看護師のPHSへ通知されるように。患者さんの離棟を瞬時に把握し対応できるようになりました。

看護業務進捗管理システム(JUNIORS*)
*Jichi Universal Nursing Information Online Realtime System(ケアコム名称:ショートターム・マネージメントシステム)

お客様の声

加藤 消化器内科病棟は、病棟の構造上、東病棟と南病棟に分かれているため、お互いの様子が見えにくく、協力し合う体制がなかなかつくれない状況に課題を感じていました。業務の進捗確認をするために一人ひとりを呼んで「何が残っているの?」と聞いて歩き回っていたので、かなりの時間をとられていました。そこで、東病棟と南病棟それぞれに看護業務進捗管理システム(JUNIORS)を設置しました。

大柴 ケアコムさんと協働で構築したこのオリジナルシステムは、看護業務の進捗状況がひと目でわかるようになっています。「どのくらいの業務量か」「予定されているケアがどれくらい完了しているか」といった情報が、チーム別、看護師別、患者さん別に確認できます。

加藤 どのチームがどのくらいの進捗状況なのかが見えるようになり、残務の調整はもちろんですが、どこを手伝ったらよいのか、何が必要なのかなど、状況が目に見えてわかるため、みんなが納得したうえで協力し合えるようになりました。

下田 これまでは処置の多いチームは患者さんをお待たせしてしまっていたのですが、業務を振り分けることで、患者さんのタイミングに合わせて看護を提供できるようになりました。また、新人看護師の場合、何を手伝ってもらったらよいのかを判断できないことが多いのですが、先輩看護師と進捗状況を見ながら相談することで、ほかのスタッフに代わってもらってもよいことの振り分けがしやすくなりました。

 離棟対策にもITを活用しています。脳神経外科病棟では、以前より患者さんの離棟を防ぎ切れずどうしたらよいのだろう、という悩みがありました。そこで、ナースコールシステムを更新するタイミングで、ナースコールシステム連動のエリア検知呼出システムを導入しました。ICタグを身につけた患者さんを検知すると、親機はもとよりPHSにも通知されます。さらに、大型サブディスプレイに「離棟」と表示されるため、スタッフ全員で患者さんの離棟に気づくことができ、瞬時に情報を共有することもできます。

※以上、ナーシングプラザ43号より抜粋

(お話しいただいた方)
副病院長 看護部長 大柴 幸子さん/看護師長 関 道子さん/医療情報部 看護情報管理室 看護師長 下田 典子さん/看護師長 加藤 佳瑞子さん/(2019年)

納入先情報


施設名自治医科大学附属病院
住所
  • 〒329-0498   栃木県下野市薬師寺3311-1
ホームページ https://www.jichi.ac.jp/hospital/top/