Cases納入事例
納入事例
社会福祉法人 崇徳会 地域密着型特別養護老人ホーム マザーアース サテライト 様
- 安全管理
- 転倒・転落対策
- 情報共有
介護記録時間の短縮やご利用者の転落事故の減少を目指し、施設内システムのICT化を推進。
外観
CICSS親機
CICSSと連動する見守りケアシステムM-2(左側)と介護ソフト CAREKARTE(右側)
カーテンを開けると、広い空と農園が広がる居室
- 納入前
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東武東上線「ふじみ野駅」からタクシーで約9分。2021年9月にオープンしたマザーアース サテライト様では、ご利用者のベッドからの転落事故や職員の手書きによる介護記録の負担など、母体施設が抱えていた課題を参考に「介護のICT化」を目指してシステムの導入を検討していました。
- 納入後
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CICSS-EX5をはじめ、ナースコールとの連動システムを導入されました。見守りケアシステムM-2連動は、転倒リスクが高いご利用者を中心に使用し、事故の予防に役立てています。また、介護ソフトCAREKARTE連動では、ナースコールの呼出情報が介護記録に自動で反映される機能を、呼出に対応できなかった時間の振り返りなど、ケアの見直しに活用されています。「連動」を活かし、職員の働きやすさやご利用者への安全・安心なケアの実現を目指して大きな一歩を踏み出されました。
- お客様の声
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名和 見守りケアシステムM‒2連動は転倒の危険性が高い方を中心に利用しています。現在14名のご利用者に使用していますが、母体施設である「高齢者総合ケアセンター マザーアース(以下、マザーアース)」のときと比べると、事故は本当に少なくなりました。このシステムは、起き上がりなど、ご利用者の動きを感知すると、ナースコールにセンサー呼出として通知します。呼出があって訪室すると、ご利用者がベッドの上で端座位の状態でいらっしゃることが多いので、転落を未然に防ぐことができているのだと実感しています。
名和 介護ソフト連動では、主にナースコールの呼出情報が介護記録に反映される機能を活用しています。例えば、他の方のケアで手が離せず呼出に対応できなかったとき、これまでは記録を残していなかったのですが、今は時刻も含めた呼出情報が介護記録に自動で反映されます。呼出にリアルタイムで対応できなかった時間などを振り返るときとても助
かっています。稲荷山 マザーアースで課題となっていた記録時間も、比べてみるとかなり短縮できていると思います。
名和 ナースコールは、呼出種別ごとで音が異なる機能がとても便利ですね。転倒の危険性などを考えると、「センサー呼出があったら急いで対応しよう」などと、対応の優先度を音で判断できるようになりました。ご利用者の安全を守る対応ができるようになったと感じます。PHS連動では、呼出があった際、センサー呼出といった呼出種別や、ご利用者のお名前、部屋番号などが画面に大きな文字で表示され、本当に助かっています。
稲荷山 当施設の2階にはAユニットとBユニットの二つのユニットがあります。例えば、呼出があった際、Aユニットの担当者が対応できなくても、Bユニットの担当者もその呼出をPHSで確認することができるので、代わりにご利用者のもとへ駆けつけることができます。施設内のスタッフ間の連携が、より強まったと感じます。
※以上、ナーシングプラザ49号より抜粋
(お話しいただいた方)
副施設長 稲荷山 渉さん/介護課 ユニットリーダー 名和 純平さん
- 納入先情報
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施設名 社会福祉法人 崇徳会 地域密着型特別養護老人ホーム マザーアース サテライト 住所 〒356-0053埼玉県ふじみ野市大井730-12
ホームページ https://mother-earth.or.jp/?page_id=9134