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”エリア検知呼出システム”を販売開始

2016.07.11

患者さんの無断離棟を防ぐ、位置検知ソリューション
“エリア検知呼出システム”を販売開始

 医療・福祉施設の情報・通信システム専門メーカー株式会社ケアコム(本社:東京都調布市、社長:池川充洋)は、“エリア検知呼出システム”を7月11日より販売開始します。
本サービスは、病棟業務支援プラットフォームNICSS-R8のアドオンシステムとして、患者さんの無断離棟などを防ぐ位置検知ソリューションです。
国際モダンホスピタルショウ2016にて展示を予定し、来場される方々へ披露いたします。

【開発の背景】
患者さんの無断離棟・離院は、以前より病院における安全管理上の大きな問題とされてきました。
高齢化よる認知症の患者さんの増加により、この問題はより深刻化していると言えます。
本システムは、病棟業務支援プラットフォームNICSS-R8のアドオンシステムとすることで、軽微な機器構成で患者さんの位置検知とスタッフへの通知を実現しました。

【システムの概要】

  1. 患者さんが身に着けたICタグを、病棟の各所に設置されたIoTゲートウェイが検知し、位置情報を病棟業務支援プラットフォームNICSS-R8に通知します。
  2. NICSS-R8の病棟レイアウト画面上に患者さんの位置情報を表示するとともに、連動する病棟用PHS端末やスマートフォンにも通知します。
  3. 【利用用途】
  • 離棟検知呼出 :認知症患者さんなどの無断離棟の検知・通知。
  • 近づき検知呼出:トラブル発生が予想される患者さん同士が近づかれたことの検知・通知。
  • 侵入呼出:人目の届かぬ場所や立入り禁止場所への患者さん立入りの検知・通知。

【システムの特長】

  1. 患者さん用ICタグにBLE(Bluetooth Low Energy)を採用。約2年の電池寿命を実現。
  2. 病院建築意匠に配慮した、丸形のIoTゲートウェイ。
  3. NICSS-R8がもともと有する病棟レイアウト画面上に、検知した患者さんの位置情報を表示。
    連動するPHS、スマートフォンにも通知。

【価格】
200万円/システム ~

【スケジュールと販売計画】
スケジュール 販売開始:2016年7月11日
展示:2016年7月13日~15日(国際モダンホスピタルショウ2016)
販売計画   年間初年度50システム

 

■ケアコムについて

社名:株式会社ケアコム(http://www.carecom.jp/) 代表者:代表取締役社長 池川充洋
本社:〒182-0025 東京都調布市多摩川3-35-4   資本金:9,000万円
従業員:258名

ケアコムは医療・福祉施設向けの情報・通信システムの専門メーカーとして、ナースコールシステムや業務支援システムを製造・販売しています。現在、全国の独立行政法人国立病院機構病院、国立大学法人大学病院、日赤病院の何れにおいても約8割の施設にて、弊社のシステムをご採用いただいています。

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【本ニュースリリースについてのお問い合わせ先】
株式会社ケアコム 営業企画グループ 菊池
Tel.050-3816-6307 Email:sales@carecom.co.jp

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