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“トイレ離座検知システム”を販売開始
2016.10.17
“トイレ離座検知システム”を販売開始
医療・福祉施設の情報・通信システム専門メーカー株式会社ケアコム(本社:東京都調布市、社長:池川充洋)は、“トイレ離座検知システム”を2016年11月より販売開始します。
本システムは、病棟業務支援プラットフォームNICSS-EX8等のアドオンシステムとして、TOTO株式会社との協業による、トイレ内での患者さんの転倒防止をサポートするシステムです。
HOSPEX Japan 2016にて展示を予定し、来場される方々へ披露いたします。
【開発の背景】
近年、医療事故は年々増えており、医療施設では患者さんの安全管理が大きな課題となっています。これに対してケアコムは、医療機器メーカーやベッドメーカーとの協業を積極的に実施。患者さんの容態異変を知らせる生体情報モニタのアラートや、転倒リスクの高い患者さんがベッドから離床した情報を、ナースコールを通じてスタッフに通知してベッドサイドでの安全管理に貢献してまいりました。
このたび、ケアコムは異業種との協業をさらに拡大。衛生陶器最大手のTOTO株式会社と協業し、トイレでの安全管理・転倒対策ソリューション“トイレ離座検知システム”を実現しました。
医療施設では転倒事故が最も多く、高齢の患者さんや認知症の患者さんの増加により、この問題はより深刻化していると言えます。またトイレは、病室と廊下に続いて転倒事故の発生件数が多く、閉鎖した空間であるためスタッフの目が届きにくいなどの理由から、トイレでの転倒対策が強く求められています。
【システムの概要】
2つの離座検知方法を選択もしくは併用ができます。
1.トイレ離座センサー(前方ボード用)
患者さんが便座から立ち上がろうとして、立ち座りの補助や座位を保持するTOTO株式会社製の前方ボード(スイングタイプ)を前方にスライドした時、または前方ボード(はね上げタイプ)を上部にはね上げた時、トイレ離座センサー(前方ボード用)が前方ボードの動きを検知して病棟業務支援プラットフォームNICSS-EX8に通知します。
NICSS-EX8ではパソコン画面上に呼出元を大きく表示するとともに、施設内のPHSやスマートフォンに通知を行います。
2.トイレ離座センサー(便座用)
TOTO株式会社製の温水洗浄便座 トイレ離座センサー専用ウォシュレット*が、便座への荷重変化から患者さんの立ち上り動作を検知して、病棟業務支援プラットフォームNICSS-EX8に通知します。
NICSS-EX8ではパソコン画面上に呼出元を大きく表示するとともに、施設内のPHSやスマートフォンに通知を行います。
【システムの特長】
1.転倒リスクの高い患者さんが、便座から立ち上がる動作をスタッフに通知します。スタッフがいち早く介助にかけつけられるようにすることで、転倒リスクを軽減させます。
2.非拘束、非侵襲タイプのセンサーで患者さんの負担になりません。
3.トイレ離座センサー(便座用)はセンサーが便座内にあるので清掃性に優れています。
【価格】
6万円/システム ~
(NICSS-EX8は含まれておりません。また、TOTO株式会社製の前方ボードおよび温水洗浄便座は含まれておりません。別途手配が必要です。)
【スケジュールと販売計画】
スケジュール
受注開始:2016年11月
出荷開始:2017年1月
展示:2016年10月26~28日(HOSPEX Japan 2016)
販売計画
初年度 年間500システム
*「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。
※トイレ離座検知システムは、TOTO株式会社、TOTOウォシュレットテクノ株式会社の取得特許(特許第5079314 号)を使用しています。
■ケアコムについて
社名:株式会社ケアコム(http://www.carecom.jp/) 代表者:代表取締役社長 池川充洋
本社:〒182-0025 東京都調布市多摩川3-35-4 資本金:9,000万円
従業員:258名
ケアコムは医療・福祉施設向けの情報・通信システムの専門メーカーとして、ナースコールシステムや業務支援システムを製造・販売しています。現在、全国の独立行政法人国立病院機構病院、国立大学法人大学病院、日赤病院の何れにおいても約8割の施設にて、弊社のシステムをご採用いただいています。
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【本ニュースリリースについてのお問い合わせ先】
株式会社ケアコム 営業企画グループ 安藤
Tel.050-3816-6307 Email:sales@carecom.co.jp
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