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2022.8.19「第26回日本看護管理学会学術集会」ランチョンセミナー共催

2022.07.06

第26回日本看護管理学会学術集会にあたり当社のランチョンセミナーにて
北里大学病院の看護部長/副院長である別府千恵様にご登壇いただきます。奮ってご参加ください。

以下開催概要です。

 

●開催形式
現地開催+一部オンデマンド配信
※ライブ配信はありません。

 

●演題
看護補助者の退職者減少を目指した「看護補助者の拡大チーム」の編成と「看護補助者ラダー」の導入

 

●会期
2022年8月19日(金)~8月20日(土)
→当社セミナーは2022年8月19日(金)12:00~13:00(入場開始は10分前)

オンデマンド配信期間:2022年8月19日(金)~9月30日(金)
※オンデマンド配信開始時期は、セッションによって異なります。
当日録画のセッションについては、約 2 週間後より視聴が可能になる予定です。

 

●会場
福岡国際会議場 5階 第11会場(502、503)
〒812-0032 福岡県福岡市博多区石城町2-1

 

●登録期間
学術集会の通常参加登録期間:7月1日(金)~9月30日(金)
ランチョンセミナー事前登録期間:7月11日(月)~7月20日(水)
※参加登録ですでに参加登録お済の方につきましては、7月11日よりマイページにて
ランチョンセミナー事前登録ボタンが表示されますのでそちらからご登録可能です。
ランチョンセミナーのお弁当引換券は、事前登録後に事務局から登録住所へ送付されます。

 

●学会登録URL
https://site.convention.co.jp/26janap/registration/

 

●抄録
厚生労働省は医師の働き方改革を進めるにあたり、看護職の業務を看護補助者へタスク・シフトすることを推進している。2000年度に、介助業務の多い回復期・慢性期病棟を対象とする【看護補助加算】が創設され、2010年度には、急性期医療の高度化・多様化を背景に、急性期病棟を対象とする【急性期看護補助加算】が新設された。診療報酬上もこの方向性を強化する方向で進んでいる。それに伴い、看護補助者へのタスク・シフトは、看護管理者にとって大いに期待されているが、人材育成や業務内容、雇用に大きな課題を抱えている。さらに、看護補助者へのタスク・シフト推進のためには看護職でなければならない業務とそうでない業務の選別が必要である。

当院では1971年の開院時より、看護職ができるだけベッドサイドにいる時間を長くするために、各病棟に病室の整理整頓、ベッドメーキング、患者の移送、患者の身の回りの世話を行う「看護補佐」を3~5名配置してきた。非常に活気ある集団であり、活躍してくれた時代であった。しかしながら、医療経済が厳しくなるとともに、病院経営も徐々に緊縮財政が主流になっていった。人件費の削減のため、無資格者である看護補助者のアウトソーシングと人員の削減が進められ、退職した正職員の代わりに派遣・委託職員が次々雇用されていった。しかし、次第に看護補助者の雇用の確保が困難になり、さまざまな対策を取らざるを得なくなっていった。当院では、人員増と正職員に身分変更する手立てをとりながら、「看護補助者の拡大チーム」の編成と「看護補助者ラダー」の導入をおこなった。

今回のセミナーでは、当院の看護補助者の雇用の経緯とともに、この新しい取り組みをご紹介したいと考えている。

 

以上、心よりご来場をお待ちしております。