Cases納入事例
納入事例
碧南市民病院 様
- 転倒・転落対策
- 業務効率化
- ケアの質向上
看護のIT化を推進! 迅速な患者対応やトイレでの転倒事故の減少などを実現し、変化の激しい時代の患者安全を守っています。
- 納入前
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名古屋鉄道三河線の碧南中央駅より車で約10分またはバスで約17分(路線によって異なる)。愛知県の西三河に位置し、油ケ淵湖畔の自然豊かな環境にある碧南市民病院様では、AI問診やロボットによる業務自動化に早くから着目し、病院全体の業務効率化に職員が一丸となって取り組まれています。
看護においてもIT化を取り入れようと、新しいシステムへの更新を計画。以前は、ケアコムとは別の企業の製品を使用されていましたが、前任の看護部長からのご推薦もいただき、最終的に当社製品を採用いただきました。
- 納入後
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ナースコールシステムをはじめ、トイレ離座検知システム、ベッドサイド表示システム、エリア検知呼び出しシステムなど、さまざまなシステムを導入いただきました。患者安全への影響として大きな効果が表れたのが、トイレでの転倒事故の減少です。件数が少なくなっただけでなく、看護師さんの動きや気持ちにも変化が出ているといいます。また、ベッドサイド表示システムの活用においても、多職種連携を促す効果が表れています。
- お客様の声
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清政 NICSS-EX8の親機は、電話機のようにコンパクトで、壁に掛けている大きなディスプレイもすっきりしていて、見た目がとてもスマートに感じます。そのディスプレイには、ナースコールが鳴ったとき、呼出した患者さんの名前が大きく表示されます。遠くからでもすぐに情報を把握できてとても便利です。
野村 一般呼出はオレンジ、離床センサー呼出は緑などと、呼出種別によって表示色が変わるのもわかりやすいですし、呼出音を変えられるのもいいですね。
杉浦 そうですよね。以前は、呼出種別にかかわらず、すべて音が同じだったので、どの呼出にも同じように反応していました。ですが今は、例えば離床センサーであれば「あ、センサーだ!」と、音で瞬時に判断できるようになったため、急いで駆けつけることができます。
清政 トイレ離座検知システムは、ケアコムさんを採用した決め手の一つでした。当院にとって、トイレでの転倒予防の課題はとても大きかったからです。
野村 トイレ離座センサーを使用するようになってからは、トイレの外で患者さんを待つようになりましたし、少しの間ならその場を離れて別の患者さんのことができるようにもなったので、さまざまなことが改善されました。
清政 トイレの転倒事故が2015年は年間で55件ありましたが、2019年は23件にまでなり、約30件減りました。事故は依然としてありますが、そのうち7件はトイレ離座センサーを使用していれば防げた事故だったということもわかっています。システムを活用して対策をしっかりと行えば、もっと転倒事故を防ぐことができるのではないかと感じています。
野村 エリア検知呼出システムの離棟センサーも、ナースコールの呼出音が一般呼出などと異なるため、その音が鳴ると瞬時に反応することができます。いち早く対応しなければいけないので、スタッフみんながものすごい勢いで患者さんのもとへ向かいます(笑)。離棟の合図なのでどうしてもビクッとしてしまいますが、何よりも患者さんの安全を確保できることがよいですね。
※以上、ナーシングプラザ45号より抜粋
(お話しいただいた方)
看護部長 清政 一二三さん/主任看護師 杉浦 夕佳さん/主任看護師(IVナース) 野村 恭子さん/(2020年11月オンライン取材)
- 納入先情報
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施設名 碧南市民病院 住所 〒447-8502愛知県碧南市平和町3-6
ホームページ http://hospital.city.hekinan.aichi.jp/